|Material statistics| 資料統計

国交省/2025年10月建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)

民間工事は、サービス業、製造業、不動産業等が減少したため、前年同月比16.7%減少し、3ヶ月ぶりに減少した。 総計は、同10.1%減少し、3ヶ月ぶりに減少した。

1.受注総額

①10月の受注総額は1兆4,249億円。
②前年同月比は10.1%減であり、3ヶ月ぶりに減少した。
③国内は民間工事は減少し、公共工事は増加した。国内計は1兆3,709億円(前年同月比8.7%減少、3ヶ月ぶりに減少)

2.民間

①10月の民間工事は、9,865億円(前年同月比16.7%減少、3ヶ月ぶりに減少)
②製造業、非製造業ともに減少した。
・製造業(同9.0%減)、非製造業(同19.0%減)
・発注者別では、鉱業,採石業,砂利採取業,建設業、運輸業,郵便業、卸売業,小売業が増加し、サービス業、製造業、不動産業等が減少した。
・工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。宿泊施設、医療・福祉施設、鉄道等が増加し、事務所・庁舎、倉庫・流通施設、教育・研究・文化施設等が減少した。

3.公共

①10月の公共工事は、3,444億円(前年同月比26.1%増加、4ヶ月ぶりに増加)
②国の機関、地方の機関ともに増加した。
・国の機関(同15.3%増)、地方の機関(同41.4%増)
・発注者別では、国の機関は国が増加し、独立行政法人、政府関連企業が減少した。
 地方の機関は市区町村、地方その他が増加し、地方公営企業、都道府県が減少した。
・工事種類別では、建築、土木ともに増加した。土木その他、事務所・庁舎、上水道・下水道等が増加し、道路、港湾・空港、治山・治水等が減少した。

4.海外

①10月の海外工事は540億円(同34.9%減少、2ヶ月ぶりに減少)

建設機械器具レンタル業等 施主別・主要品目別