|Material statistics| 資料統計

国交省/2024年2月建築着工統計調査を公表

2月の新設住宅着工は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比8.2%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比0.9%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は59,162戸
    ・前年同月比8.2%減、9か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は4,522千㎡。
    ・前年同月比13.1%減、13か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では795千戸
    ・前月比0.9%減、2か月連続の減少
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は16,307戸(前年同月比11.2%減、27か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は15,008戸(同10.1%減、26か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,299戸(同22.4%減、28か月連続の減少)民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は24,934戸(前年同月比1.0%増、2か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は23,333戸(同1.1%増、2か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,601戸(0.2%減、先月の増加から再びの減少
    公的資金による貸家は減少したが,民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。③分譲住宅
    ○分譲住宅は17,327戸(前年同月比17.7%減、2か月連続の減少)
    ・マンションは7,483戸(同23.3%減、2か月連続の減少)
    ・一戸建住宅は9,710戸(同13.3%減、16か月連続の減少)
    マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比8.1%減)
    持家(同8.5%減)、貸家(同1.3%増)、分譲住宅(同16.7%減)
    うちマンション(同23.8%減)、うち一戸建住宅(同8.6%減)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比1.7%増)
    持家(同10.5%減)、貸家(同18.6%増)、分譲住宅(同7.6%増)
    うちマンション(同94.7%増)、うち一戸建住宅(同17.0%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比10.5%減)
    持家(同15.4%減)、貸家(同0.9%増)、分譲住宅(同28.8%減)
    うちマンション(同43.5%減)、うち一戸建住宅(同13.1%減)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比10.2%減)
    持家(同11.5%減)、貸家(同4.1%減)、分譲住宅(同20.7%減)
    うちマンション(同25.1%減)、うち一戸建住宅(同18.4%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、7,651戸(前年同月比13.0%減、9か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、6,875戸(前年同月比1.5%増、3か月連続の増加)
新設住宅数(前年同月比)