|Material statistics| 資料統計

国交省/2024年1月建築着工統計調査を公表

1月の新設住宅着工は,貸家は増加したが,持家及び分譲住宅が減少したため,全体で前年同月比7.5%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比1.5%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は58,849戸
    ・前年同月比7.5%減、8か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は4,491千㎡
    ・前年同月比11.5%減、12か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では802千戸
    ・前月比1.5%減、先月の増加から再びの減少
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は14,805戸(前年同月比11.0%減、26か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は13,558戸(同10.5%減、25か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,247戸(同15.7%減、27か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は24,681戸(前年同月比2.7%増、6か月ぶりの増加)
    ・民間資金による貸家は23,166戸(同2.4%増、3か月ぶりの増加)
    ・公的資金による貸家は1,515戸(同7.0%増、4か月ぶりの増加)
    民間資金による貸家が増加し、公的資金による貸家も増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は19,039戸(前年同月比16.1%減、先月の増加から再びの減少)
    ・マンションは9,020戸(同24.8%減、先月の増加から再びの減少)
    ・一戸建住宅は9,867戸(同6.7%減、15か月連続の減少)
    マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比5.6%減)
    持家(同4.0%減)、貸家(同8.8%増)、分譲住宅(同18.4%減)
    うちマンション(同33.1%減)、うち一戸建住宅(同3.4%増)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比2.1%増)
    持家(同5.8%減)、貸家(同7.1%増)、分譲住宅(同6.2%増)
    うちマンション(同45.5%増)、うち一戸建住宅(同17.4%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比19.0%減)
    持家(同6.0%減)、貸家(同12.9%減),分譲住宅(同32.2%減)
    うちマンション(同47.4%減)、うち一戸建住宅(同3.1%減)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比6.8%減)
    持家(同17.0%減)、貸家(同3.2%増)、分譲住宅(同7.1%減)
    うちマンション(同11.4%増)、うち一戸建住宅(同17.5%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、6,650戸(前年同月比9.2%減、8か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、6,859戸(前年同月比11.8%増、2か月連続の増加)
新設住宅数(前年同月比)