|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年12月建築着工統計調査を公表

12月の新設住宅着工は、分譲住宅は増加したが、持家及び貸家が減少したため、全体で前年同月比4.0%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比3.1%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は 64,586戸
    ・前年同月比 4.0%減、 7か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は 5,018千㎡
    ・前年同月比 5.8%減、 11か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では 775千戸
    ・前月比 3.1%増、先月の減少から再びの増加
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は 17,031戸(前年同月比 13.8%減、25か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は 15,574戸(同 13.7%減、 24か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は 1,457戸(同 14.9%減、 26か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、 持家全体で減少となった。 ②貸家
    ○貸家は 25,869戸(前年同月比 3.6%減、 5か月連続の減少)
    ・民間資金による貸家は 24,113戸(同 2.9%減、2か月連続の減少)
    ・公的資金による貸家は 1,756戸(同13.2%減、3か月連続の減少)
    民間資金による貸家が減少し、公的資金による貸家も減少したため、 貸家全体で減少となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は 21,320戸(前年同月比 5.5%増、7か月ぶりの増加)
    ・マンションは 9,722戸(同 19.8%増、 先月の減少から再びの増加)
    ・一戸建住宅は 11,470戸(同 4.2%減、 14か月連続の減少)一戸建住宅が減少したが、マンションが増加ため, 分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比 3.2%増)
    持家(同 9.2%減)、貸家(同 0.1%増)、 分譲住宅(同 12.0%増)
    うちマンション(同 18.4%増)、うち一戸建住宅(同 5.0%増)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比 10.7%減)
    持家(同 13.5%減)、貸家(同 19.9%減)、分譲住宅(同 4.8%増)
    うちマンション(同 43.9%増)、うち一戸建住宅(同 10.0%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比 7.1%減)
    持家(同 10.0%減)、貸家(同 11.1%減)、分譲住宅(同 2.7%増)
    うちマンション(同 19.0%増)、うち一戸建住宅(同 6.5%減)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比 7.2%減)
    持家(同 16.8%減)、貸家(同 2.0%増)、分譲住宅(同 4.2%減)
    うちマンション(同 15.3%増)、うち一戸建住宅(同 12.5%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、7,444戸(前年同月比 7.0%減、7か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、7,150戸(前年同月比 0.4%増、先月の減少から再びの増加)
新設住宅数(前年同月比)