|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年11月建築着工統計調査を公表

11月の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比8.5%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比4.0%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は 66,238戸
    ・前年同月比 8.5%減、6か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は 5、119千㎡
    ・前年同月比 11.8%減、10か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では 775千戸
    ・前月比 4.0%減、先月の増加から再びの減少
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は 17,789戸(前年同月比 17.3%減、24か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は 16,301戸(同 16.7%減、23か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は 1,488戸(同 23.2%減、25か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は 28、275戸(前年同月比 5.3%減、4か月連続の減少)
    ・民間資金による貸家は 26,447戸(同 1.2%減、先月の増加から再びの減少)
    ・公的資金による貸家は 1.828戸(同41.4%減、2か月連続の減少)
    民間資金による貸家は減少し、公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は 19,578戸(前年同月比 5.2%減、6か月連続の減少)
    ・マンションは 7,671戸(同 5.2%減、先月の増加から再びの減少)
    ・一戸建住宅は 11,835戸(同 4.3%減、13か月連続の減少)マンションは増加したが、一戸建住宅が減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比 0.3%減)
    持家(同 9.9%減)、貸家(同 3.3%増)、分譲住宅(同 0.0%減)
    うちマンション(同 1.6%減)、うち一戸建住宅(同 3.0%増)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比 14.8%減)
    持家(同 15.4%減)、貸家(同 15.4%減)、分譲住宅(同 13.9%減)
    うちマンション(同 20.8%減)、うち一戸建住宅(同 9.3%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比 8.6%減)
    持家(同 15.9%減)、貸家(同 16.5%減)、分譲住宅(同 13.3%増)
    うちマンション(同 34.4%減)、うち一戸建住宅(同 13.3%減)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比 13.8%減)
    持家(同 21.2%減),貸家(同 5.2%減)、分譲住宅(同 19.4%減)
    うちマンション(同 34.4%減),うち一戸建住宅(同 13.3%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、7,880戸(前年同月比 20.0%減、6か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、8,072戸(前年同月比 2.1%減、3か月ぶりの減少)
新設住宅数(前年同月比)