|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年9月建築着工統計調査を公表

9月の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月6.8%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比1.5%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は68,941戸
    ・前年同月比6.8%減、4か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は5,348千㎡
    ・前年同月比8.6%減、8か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では800千戸
    ・前月比1.5%減、先月の増加から再びの減少
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は19,527戸(前年同月比12.3%減、22か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は17,854戸(同11.4%減、21か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,673戸(同20.3%減、23か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は29,735戸(前年同月比2.9%減、2か月連続の減少)
    ・民間資金による貸家は27,493戸(同4.8%減、2か月連続の減少)
    ・公的資金による貸家は2,242戸(同29.6%増、4か月ぶりの増加)
    公的資金による貸家は増加したが、民間資金による貸家が減少したため、貸家全体で減少となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は19,266戸(前年同月比7.3%減、4か月連続の減少)
    ・マンションは8,148戸(同2.8%減、3か月連続の減少)
    ・一戸建住宅は11,014戸(同10.4%減、11か月連続の減少)
    マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため,分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比13.8%減)
    持家(同19.0%減)、貸家(同10.2%減)、分譲住宅(同17.2%減)
    うちマンション(同25.6%減)、うち一戸建住宅(同11.6%減)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比0.5%減)
    持家(同5.0%減)、貸家(同2.9%減)、分譲住宅(同11.0%増)
    うちマンション(同61.7%増)、うち一戸建住宅(同7.1%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比1.4%減)
    持家(同8.9%減)、貸家(同4.7%減)、分譲住宅(同9.8%増)
    うちマンション(同20.6%増)、うち一戸建住宅(同3.1%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比4.6%減)
    持家(同12.2%減)、貸家(同6.0%増)、分譲住宅(同9.3%減)
    うちマンション(同0.0%同)、うち一戸建住宅(同13.4%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,801戸(前年同月比5.0%減、4か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、8,771戸(前年同月比4.6%増、先月の減少から再びの増加)
新設住宅数(前年同月比)