|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年3月建築着工統計調査を公表

3月の新設住宅着工は,持家は減少したが,貸家及び分譲住宅が増加したため,全体で前年同月比6.0%の増加となった。また,季節調整済年率換算値では前月比6.3%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は76,120戸。
    ・前年同月比6.0%増、13か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は5,953千㎡。
    ・前年同月比2.0%増、12か月連続の増加。
    ○季節調整済年率換算値では927千戸。
    ・前月比6.3%増、2か月連続の増加。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は20,246戸(前年同月比9.4%減、4か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は18,538戸(同8.0%減、3か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,708戸(同22.4%減、5か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は32,305戸(前年同月比18.6%増、13か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は29,278戸(同18.4%増、14か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は3,027戸(同20.5%増、5か月ぶりの増加)
    公的資金による貸家が増加し、民間資金による貸家も増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は23,144戸(前年同月比6.0%増、2か月連続の増加)
    ・マンションは10,618戸(同2.2%増、2か月連続の増加)
    ・一戸建住宅は12,439戸(同9.9%増、11か月連続の増加)
    マンションが増加し、一戸建住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比0.0%減)
    持家(同9.8%減)、貸家(同17.5%増)、分譲住宅(同13.2%減)
    うちマンション(同27.5%減)、うち一戸建住宅(同5.0%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比6.6%増)
    持家(同7.9%減)、貸家(同14.4%増)、分譲住宅(同15.8%増)
    うちマンション(同22.7%増)、うち一戸建住宅(同11.9%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比14.6%増)
    持家(同10.9%減)、貸家(同13.1%増)、分譲住宅(同35.7%増)
    うちマンション(同63.7%増)、うち一戸建住宅(同0.6%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比8.2%増)
    持家(同9.2%減)、貸家(同23.9%増)、分譲住宅(同17.6%増)
    うちマンション(同12.1%増)、うち一戸建住宅(同20.3%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,694戸(前年同月比3.7%増、11か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは、7,921戸(前年同月比12.7%増、3か月ぶりの増加)
新設住宅数(前年同月比)