|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年2月建築着工統計調査を公表

2月の新設住宅着工は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比0.3%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比3.8%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は64,426戸。
    ・前年同月比0.3%減、先月の増加から再びの減少。
    ○新設住宅着工床面積は5,201千㎡。
    ・前年同月比1.5%減、先月の増加から再びの減少。
    ○季節調整済年率換算値では859千戸。
    ・前月比3.8%減、3か月ぶりの減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は18,368戸(前年同月比4.6%減、15か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は16,694戸(同4.7%減、14か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,674戸(同3.5%減、16か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は24,692戸(前年同月比4.7%増、24か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は23,088戸(同3.9%増、8か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,604戸(同17.7%増、先月の減少から再びの増加)
    民間資金による貸家及び公的資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は21,062戸(前年同月比1.8%減、3か月ぶりの減少)
    ・マンションは9,750戸(同0.2%増、3か月連続の増加)
    ・一戸建住宅は11,202戸(同3.3%減、4か月連続の減少)
    マンションは増加したが、一戸建住宅が減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比5.9%減)
    持家(同11.4%減)、貸家(同10.9%減)、譲住宅(同1.9%増)
    うちマンション(同1.9%減)、うち一戸建住宅(同5.7%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比16.8%減)
    持家(同7.2%減)、貸家(同16.4%減)、分譲住宅(同33.0%減)
    うちマンション(同58.5%減)、うち一戸建住宅(同17.9%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比20.3%増)
    持家(同8.5%増)、貸家(同33.4%増)、分譲住宅(同16.3%増)
    うちマンション(同39.4%増)、うち一戸建住宅(同1.6%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比4.3%増)
    持家(同3.8%減)、貸家(同23.1%増)、分譲住宅(同3.7%減)
    うちマンション(同7.0%増)、うち一戸建住宅(同8.4%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,796戸(前年同月比5.0%増、4か月ぶりの増加)
    ・ツーバイフォーは、6,774戸(前年同月比9.4%増、2か月連続の増加)
新設住宅数(前年同月比)