|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年1月建築着工統計調査を公表

1月の新設住宅着工は、持家は減少したが、貸家及び分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比6.6%の増加となった。また、季節調整済年率換算値では前月比5.5%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は 63,604 戸。
    ・前年同月比 6.6%増、4か月ぶりの増加。
    ○新設住宅着工床面積は 5,075千㎡。
    ・前年同月比 2.2%増、5か月ぶりの増加。
    ○季節調整済年率換算値では 893千戸。
    ・前月比 5.5%増、2か月連続の増加。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は 16,627戸(前年同月比 8.3%減、14か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は 15,148戸(同 8.2%減、13か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は 1,479戸(同 8.9%減、15か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は 24,041戸(前年同月比 4.2%増、23か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は 22,625戸(同 4.8%増、7か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は 1,416戸(同 5.8%減、4か月ぶりの減少)公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は 22,698戸(前年同月比 25.0%増、2か月連続の増加)
    ・マンションは 11,990戸(同 69.6%増、2か月連続の増加)
    ・一戸建住宅は 10,576戸(同 3.9%減、3か月連続の減少)
    一戸建住宅は減少したが、マンションが増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比 9.9%増) 持家(同 17.1%減)、貸家(同 4.6%減)、分譲住宅(同 46.2%増)
    うちマンション(同 124.6%増)、うち一戸建住宅(同 4.1%減) ○中部圏 総戸数(前年同月比 7.7%増) 持家(同 5.4%減)、貸家(同 18.7%増)、分譲住宅(同 15.9%増)
    うちマンション(同 71.9%増)、うち一戸建住宅(同 2.8%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比 28.8%増)
    持家(同 11.4%減)、貸家(同 35.9%増)、分譲住宅(同 55.1%増)
    うちマンション(同 123.5%増)、うち一戸建住宅(同 2.1%減) ○その他地域 総戸数(前年同月比 6.2%減) 持家(同 3.8%減)、貸家(同 2.7%減)、分譲住宅(同 14.1%減)
    うちマンション(同 28.0%減)、うち一戸建住宅(同 4.8%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、7,325戸(前年同月比 10.0%減、3か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、6,137戸(前年同月比 4.8%増、10か月ぶりの増加)
新設住宅数(前年同月比)