|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年7月建築着工統計調査を公表

7月の新設住宅着工は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比5.4%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比2.4%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は 72,981 戸。
    ・前年同月比 5.4%減、 3か月連続の減少。
    ○新設住宅着工床面積は 5,881千㎡。
    ・前年同月比 7.4%減、 3か月連続の減少。
    ○季節調整済年率換算値では 825千戸。
    ・前月比 2.4%減、 先月の増加から再びの減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は 22,406戸(前年同月比 14.1%減、 8か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は 20,326戸(同 14.2%減、 7か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は 2,080戸(同 12.9%減、 9か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は 29,668戸(前年同月比 1.5%増、 17か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は 26,749戸(同 0.8%増、 先月の減少から再びの増加)
    ・公的資金による貸家は 2,919戸(同 8.4%増、 2か月連続の増加)
    民間資金による貸家が増加し、公的資金による貸家も増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は 20,612戸(前年同月比 4.0%減、先月の増加から再びの減少)
    ・マンションは 8,053戸(同 11.7%減、 先月の増加から再びの減少)
    ・一戸建住宅は 12,461戸(同 1.8%増、 15か月連続の増加)
    一戸建住宅は増加したが、マンションが減少したため、分譲住宅全体で減少となった
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比 2.5%増)
    持家(同 8.8%減)、貸家(同 13.7%増)、分譲住宅(同 3.6%減)
    うちマンション(同 12.8%減)、うち一戸建住宅(同 3.8%増)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比 17.6%減)
    持家(同 16.7%減)、貸家(同 16.9%減)、分譲住宅(同 19.9%減)
    うちマンション(同 39.4%減)、うち一戸建住宅(同 9.0%減)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比 13.2%減)
    持家(同 6.5%減)、貸家(同 16.8%減)、分譲住宅(同 13.2%減)
    うちマンション(同 22.0%減)、うち一戸建住宅(同 0.7%減)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比 4.6%減)
    持家(同 17.1%減)、貸家(同 4.9%増)、分譲住宅(同 10.6%増)
    うちマンション(同 25.2%増)、うち一戸建住宅(同 5.4%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、 10,098戸(前年同月比 7.1%減、 2か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、 7,641戸(前年同月比 8.0%減、 4か月連続の減少)
新設住宅数(前年同月比8)