|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年6月建築着工統計調査を公表

6月の新設住宅着工は,貸家及び分譲住宅は増加したが,持家が減少したため,全体で前年同月比2.2%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比2.1%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は74,596戸。
    ・前年同月比2.2%減、2か月連続の減少。
    ○新設住宅着工床面積は6,027千㎡。
    ・前年同月比4.2%減、2か月連続の減少。
    ○季節調整済年率換算値では845千戸。
    ・前月比2.1%増、3か月ぶりの増加。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は23,184戸(前年同月比11.3%減、7か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は21、097戸(同10.7%減、6か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は2、087戸(同17.1%減、8か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は30,285戸(前年同月比1.6%増、16か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は27、890戸(同0.2%減、17か月ぶりの減少)
    ・公的資金による貸家は2、395戸(同28.8%増、3か月ぶりの増加)
    民間資金による貸家は減少したが、公的資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は20,692戸(前年同月比4.1%増、先月の減少から再びの増加)
    ・マンションは7、855戸(同11.8%増、先月の減少から再びの増加)
    ・一戸建住宅は12、689戸(同0.3%増、14か月連続の増加)
    マンションが増加し、一戸建住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比5.2%減)
    持家(同11.6%減)、貸家(同0.3%増)、分譲住宅(同6.9%減)
    うちマンション(同19.5%減)、うち一戸建住宅(同5.3%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比3.2%減)
    持家(同14.1%減)、貸家(同9.3%増)、分譲住宅(同1.5%減)
    うちマンション(同9.9%減)、うち一戸建住宅(同1.3%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比1.0%増)
    持家(同5.1%減)、貸家(同2.3%増)、分譲住宅(同4.9%増)
    うちマンション(同24.1%増)、うち一戸建住宅(同4.7%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比0.6%減)
    持家(同11.9%減)、貸家(同0.5%増)、分譲住宅(同27.6%増)
    うちマンション(同162.8%増)、うち一戸建住宅(同3.9%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、10,786戸(前年同月比0.3%減、14か月ぶりの減少)
    ・ツーバイフォーは、8,148戸(前年同月比8.3%減、3か月連続の減少)
新設住宅数(前年同月比8)