|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年5月建築着工統計調査を公表

5月の新設住宅着工は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比4.3%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比6.5%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は67,193戸。
    ・前年同月比4.3%減、15か月ぶりの減少。
    ○新設住宅着工床面積は5,564千㎡。
    ・前年同月比4.9%減、14か月ぶりの減少。
    ○季節調整済年率換算値では828千戸。
    ・前月比6.5%減、2か月連続の減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は21,307戸(前年同月比6.9%減、6か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は19,402戸(同6.2%減、5か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,905戸(同13.3%減、7か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は25,942戸(前年同月比3.5%増、15か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は24,084戸(同6.4%増、16か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,858戸(同23.5%減、2か月連続の減少)
    公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は19,595戸(前年同月比8.5%減、4か月ぶりの減少)
    ・マンションは7,569戸(同19.9%減、4か月ぶりの減少)
    ・一戸建住宅は11,905戸(同0.9%増、13か月連続の増加)
    一戸建住宅は増加したが、マンションが減少したため、分譲住宅全体では減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比9.8%減)
    持家(同12.1%減)、貸家(同1.9%減)、分譲住宅(同16.0%減)
    うちマンション(同29.0%減)、うち一戸建住宅(同1.8%減)
    ○中部圏総戸数(前年同月比0.7%減)
    持家(同0.7%減)、貸家(同9.2%減)、 分譲住宅(同7.1%増)
    うちマンション(同12.1%減)、うち一戸建住宅(同16.2%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比5.6%減)
    持家(同10.8%減)、貸家(同11.1%増)、分譲住宅(同10.6%減)
    うちマンション(同15.9%減)、うち一戸建住宅(同5.7%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比0.6%増)
    持家(同5.4%減)、貸家(同10.5%増)、分譲住宅(同0.1%増)
    うちマンション(同3.6%減)、うち一戸建住宅(同1.9%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,993戸(前年同月比0.1%増、13か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは、7,194戸(前年同月比8.9%減、2か月連続の減少)