|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年4月建築着工統計調査を公表

4月の新設住宅着工は、持家は減少したが、貸家及び分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比2.4%の増加となった。また、季節調整済年率換算値では前月比4.6%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は76,294戸。
    ・前年同月比2.4%増、14か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は6,133千㎡。
    ・前年同月比1.1%増、13か月連続の増加。
    ○季節調整済年率換算値では885千戸。
    ・前月比4.6%減、3か月ぶりの減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は21,040戸(前年同月比8.0%減、5か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は19,265戸(同6.7%減、4か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,775戸(同20.6%減、6か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は29,525戸(前年同月比2.4%増、14か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は27,242戸(同4.6%増、15か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は2,283戸(同17.6%減、先月の増加から再びの減少)
    公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は25,207戸(前年同月比12.1%増、3か月連続の増加)
    ・マンションは12,685戸(同17.7%増、3か月連続の増加)
    ・一戸建住宅は12,456戸(同7.4%増、12か月連続の増加)
    マンションが増加し、一戸建住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比6.7%増)
    持家(同5.2%減)
    貸家(同10.8%増)
    分譲住宅(同8.5%増)
    うちマンション(同9.1%増)、うち一戸建住宅(同9.2%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比5.2%減)
    持家(同10.8%減)
    貸家(同18.5%減)
    分譲住宅(同19.1%増)
    うちマンション(同29.2%増)、うち一戸建住宅(同12.9%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比0.7%減)
    持家(同11.7%減)
    貸家(同5.3%減)
    分譲住宅(同15.2%増)
    うちマンション(同42.9%増)、うち一戸建住宅(同12.1%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比2.5%増)
    持家(同7.4%減)
    貸家(同5.4%増)
    分譲住宅(同13.0%増)
    うちマンション(同11.7%増)、うち一戸建住宅(同13.3%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,711戸(前年同月比8.4%増、12か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは、7,648戸(前年同月比2.0%減、先月の増加から再びの減少)