|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年2月建築着工統計調査を公表

2月の新設住宅着工は、持家は減少したが、貸家及び分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比6.3%の増加となった。また、季節調整済年率換算値では前月比6.4%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は64,614戸。
    ・前年同月比6.3%増、12か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は5,282千㎡。
    ・前年同月比4.7%増、11か月連続の増加。
    ○季節調整済年率換算値では872千戸。
    ・前月比6.4%増、4か月ぶりの増加。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は19,258戸(前年同月比5.6%減、3か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は17,524戸(同4.4%減、2か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,734戸(同15.9%減、4か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は23,583戸(前年同月比4.6%増、12か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は22,220戸(同7.4%増、13か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,363戸(同27.3%減、4か月連続の減少)
    公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は21,453戸(前年同月比23.3%増、先月の減少から再びの増加)
    ・マンションは9,727戸(同43.5%増、先月の減少から再びの増加)
    ・一戸建住宅は11,590戸(同10.7%増、10か月連続の増加)
    マンションが増加し、一戸建住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比21.0%増)
    持家(同0.2%減)
    貸家(同18.6%増)
    分譲住宅(同41.1%増)
    うちマンション(同91.1%増)、うち一戸建住宅(同8.1%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比20.7%増)
    持家(同1.0%増)
    貸家(同41.1%増)
    分譲住宅(同30.1%増)
    うちマンション(同47.3%増)、うち一戸建住宅(同20.5%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比14.1%減)
    持家(同15.9%減)
    貸家(同14.3%減)
    分譲住宅(同13.4%減)
    うちマンション(同23.1%減)、うち一戸建住宅(同2.3%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比2.5%減)
    持家(同7.1%減)
    貸家(同11.3%減)
    分譲住宅(同20.4%増)
    うちマンション(同27.0%増)、うち一戸建住宅(同16.6%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,376戸(前年同月比1.8%増、10か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは、6,194戸(前年同月比5.8%減、2か月連続の減少)