|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年1月建築着工統計調査を公表

1月の新設住宅着工は、持家及び分譲住宅は減少したが、貸家が増加したため、全体で前年同月比2.1%の増加となった。また、季節調整済年率換算値では前月比2.1%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は59,690戸。
    ・前年同月比2.1%増、11か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は4,968千㎡。
    ・前年同月比3.0%増、10か月連続の増加。
    ○季節調整済年率換算値では820千戸。
    ・前月比2.1%減、3か月連続の減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は18,130戸(前年同月比5.6%減、2か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は16,506戸(同3.7%減、15か月ぶりの減少)
    ・公的資金による持家は1,624戸(同20.9%減、3か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は23,083戸(前年同月比16.6%増、11か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は21,580戸(同19.6%増、12か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,503戸(同13.9%減、3か月連続の減少)
    公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は18,154戸(前年同月比4.9%減、4か月ぶりの減少)
    ・マンションは7,071戸(同19.4%減、3か月ぶりの減少)
    ・一戸建住宅は11,003戸(同7.7%増、9か月連続の増加)
    一戸建住宅は増加したが、マンションが減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比1.7%減)
    持家(同2.5%減)
    貸家(同15.4%増)
    分譲住宅(同18.8%減)
    うちマンション(同42.9%減)、うち一戸建住宅(同10.7%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比3.9%減)
    持家(同5.9%減)
    貸家(同2.2%減
    分譲住宅(同6.6%増)
    うちマンション(同14.1%減)、うち一戸建住宅(同15.8%増)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比0.1%増)
    持家(同5.7%減)
    貸家(同16.9%増)
    分譲住宅(同10.8%減)
    うちマンション(同11.4%減)、うち一戸建住宅(同10.7%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比9.5%増)
    持家(同7.0%減)
    貸家(同24.7%増
    分譲住宅(同22.2%増)
    うちマンション(同46.7%増)、うち一戸建住宅(同10.4%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,138戸(前年同月比4.4%増、9か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは、5,854戸(前年同月比1.3%減、先月の増加から再びの減少)