|Material statistics| 資料統計

国交省/2021年10月建築着工統計調査を公表

10月の新設住宅着工は,持家,貸家及び分譲住宅が増加したため,全体で前年同月比10.4%の増加となった。また,季節調整済年率換算値では前月比5.6%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は 78,004 戸。
    ・前年同月比 10.4%増, 8か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は 6,390千㎡。
    ・前年同月比 11.4%増, 7か月連続の増加。
    ○季節調整済年率換算値では 892千戸。
    ・前月比 5.6%増, 3か月ぶりの増加。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は 26,840戸(前年同月比 16.6%増, 12か月連続の増加)
    ・民間資金による持家は 24,372戸(同 18.5%増, 12か月連続の増加)
    ・公的資金による持家は 2,468戸(同 0.6%増, 6か月連続の増加)
    民間資金による持家が増加し,公的資金による持家も増加したため,持家全体で増加となった。
    ②貸家
    ○貸家は 29,822戸(前年同月比 14.5%増, 8か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は 27,746戸(同 15.6%増, 8か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は 2,076戸(同 1.9%増, 3か月連続の増加)
    民間資金による貸家が増加し,公的資金による貸家も増加したため,貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は 20,836戸(前年同月比 0.6%増, 先月の減少から再びの増加)
    ・マンションは 8,436戸(同 14.9%減, 3か月連続の減少)
    ・一戸建住宅は 12,284戸(同 15.4%増, 6か月連続の増加)
    マンションは減少したが,一戸建住宅が増加したため,分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏 総戸数(前年同月比 14.7%増)
    持家(同 20.6%増),貸家(同 22.8%増),
    分譲住宅(同 0.6%増)
    うちマンション(同 15.2%減),うち一戸建住宅(同 15.9%増)
    ○中部圏 総戸数(前年同月比 6.1%増)
    持家(同 12.2%増),貸家(同 10.3%増),
    分譲住宅(同 8.2%増)
    うちマンション(同 5.7%減),うち一戸建住宅(同 16.5%増)
    ○近畿圏 総戸数(前年同月比 6.3%増)
    持家(同 15.1%増),貸家(同 13.0%増),
    分譲住宅(同 6.7%減)
    うちマンション(同 13.6%減),うち一戸建住宅(同 3.1%増)
    ○その他地域 総戸数(前年同月比 9.7%増)
    持家(同 16.7%増),貸家(同 7.5%増),
    分譲住宅(同 2.9%増)
    うちマンション(同 18.4%減),うち一戸建住宅(同 21.1%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは, 9,939戸(前年同月比 7.3%増, 6か月連続の増加)
    ・ツーバイフォーは, 9,364戸(前年同月比 13.5%増, 7か月連続の増加)
新設住宅着工数