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㈱セントラルが民事再生法の適用を申請。

株式会社セントラル(本社:岩手県奥州市胆沢南都田化粧坂179、代表取締役 高橋悦見)は、12月22日に仙台地裁に民事再生法の適用を申請した。
同社は、1973年10月創業、1977年3月に岩手セントラル機工㈱として法人改組した(1989年に㈱セントラルに変更)。大手ゼネコン、地場の土木工事会社を得意先とし、建設機械各種、仮設ハウス、空調機器、事務所用備品などをリース・レンタル、販売していた。
東日本大震災発生後は復旧復興事業に注力し、積極的な建機導入、新拠点展開をしていた。
岩手県内を中心に、宮城県14拠点、宮城県6拠点、秋田県1拠点、福島県1拠点、群馬県1拠点、東京都1拠点、合計24拠点を展開し、2017年12月期には売上高75億1,400万円を上げていた。
しかし、震災復興需要の収束による受注減少により、2020年12月期の売上高は66億4,700万円にダウンし、その後も業況の改善はせず、自主再建を断念し今回の措置となった。負債は約125億4,566万円。東北で今年最大の倒産となってしまった。