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日立建機、油圧ショベルとの接触事故低減に寄与する
ZAXIS-7シリーズの運転支援システム「AERIAL ANGLE STEPⅣ」を発売

AERIAL ANGLE STEPⅣ

日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎)は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズのオプションとして、機体と障害物の接触被害低減に寄与する運転支援システム「AERIAL ANGLE STEPⅣ(エアリアルアングル ステップフォー)」を日本国内向けに2022年4月より発売する。標準小売価格は290万円(税抜き)。
本システムは、機体周辺で検知した物体の位置や機体の動作状況に応じて、警報を発報、エンジン回転数を下げて動力低減し、走行・旋回動作を制限する「Aerial Angle STEPⅢ」の従来機能に加えて、機体を停止させる機能を新たに追加。動作制限機能を強化することで、機体との接触事故低減を図る。
さらに、専用オプション「Solution Linkage Alert Viewer(ソリューションリンケージアラートビューワー)」は、機体周辺の物体を検知すると、管理者はクラウド経由で事務所にいながらリアルタイムに物体の検知位置やカメラ映像を確認し、検知時の現場内の状況を把握できる。

「AERIAL ANGLE STEPⅣ」の主な機能

機体周辺の物体を検知して、走行・旋回動作による接触回避に寄与
機体上部に搭載した物体検知センサ(赤外線深度センサ)およびカメラにより、機体側面・後方の物体を検知。物体の検知範囲は、物体と機体との位置関係により3つのZONEに分かれており、機体の動作状況に応じて、注意喚起のための警報、始動抑止、動力低減による機体の減速、最終的には停止制御の動作制限を行うことで、接触事故の低減に寄与する。
ZONE1 走行・旋回動作による接触が想定される範囲
ZONE2 走行動作による接触が想定される範囲
ZONE3 障害物の接近を知らせる範囲

■各ZONEにおける警報および動作制限

AERIAL ANGLE STEPⅣ 各ZONEにおける警報および動作制限

■運転席内のモニター表示内容(ZX200X-7の表示例)

運転席内のモニター表示内容(ZX200X-7の表示例)

専用オプション「Solution Linkage Alert Viewer」
ヒヤリハットの多い時間帯・位置・作業内容を見える化

検知した映像や位置情報をクラウド経由により、管理者の管理画面上で表示。物体検知時の動画を活用し、現場と事務所それぞれで安全確認ができる。
また、地図情報に施工図面を重ね合わせ、現場内で検知数が多いエリアをヒートマップ表示するほか、機械ごとに検知情報を自動で集計し、ヒヤリハットの多い時間帯・現場位置・作業内容をレポートで知らせるため、日報やレポートの作成、現場内の危険予知活動などに活用することができる。

Solution Linkage Alert Viewer

■ヒートマップ確認画面

ヒートマップ確認画面