|Material statistics| 資料統計

国交省/2024年7月建築着工統計調査

7月の新設住宅着工は,貸家が増加したが,持家,分譲住宅が減少したため,全体で前年同月比0.2%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比1.0%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は68,014戸。
    ・前年同月比0.2%減、3か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は5,206千㎡。
    ・前年同月比3.2%減、3か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では773千戸。
    ・前月比1.0%増、3か月ぶりの増加
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は19,858戸(前年同月比4.0%減、32か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は18,248戸(同3.8%減、31か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,610戸(同6.3%減、33か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は31,546戸(前年同月比4.6%増、3か月ぶりの増加)
    ・民間資金による貸家は29,389戸(同6.7%増、3か月ぶりの増加)
    ・公的資金による貸家は2,157戸(同17.6%減、6か月連続の減少)
    公的資金による貸家が減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は16,164戸(前年同月比4.8%減、3か月連続の減少)
    ・マンションは6,070戸(同4.7%増、先月の減少から再びの増加)
    ・一戸建住宅は9,973戸(同9.9%減、21か月連続の減少)
    マンションが増加したが、一戸建住宅が減少したため、分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比5.6%増)
    持家(同6.3%増)、貸家(同4.0%増)、分譲住宅(同6.9%増)
    うちマンション(同30.1%増)、うち一戸建住宅(同6.1%減)
    ○中部圏総戸数(前年同月比2.9%減)
    持家(同2.0%減)、貸家(同2.5%減)、分譲住宅(同5.1%減)
    うちマンション(同3.0%減)、うち一戸建住宅(同6.4%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比0.1%減)
    持家(同3.1%減)、貸家(同7.6%増)、分譲住宅(同11.6%減)
    うちマンション(同11.8%減)、うち一戸建住宅(同10.3%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比4.2%減)
    持家(同8.6%減)、貸家(同5.7%増)、分譲住宅(同17.7%減)
    うちマンション(同21.4%減)、うち一戸建住宅(同16.0%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、9,154戸(前年同月比5.8%減、14か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、8,659戸(前年同月比11.3%増、2か月連続の増加)
新設住宅数(前年同月比)