|Material statistics| 資料統計

国交省/2024年6月建築着工統計調査を公表

6月の新設住宅着工は,持家,貸家,分譲住宅が減少したため,全体で前年同月比6.7%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比5.9%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は66,285戸。
    ・前年同月比6.7%減、2か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は5,175千㎡。
    ・前年同月比9.6%減、2か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では765千戸。
    ・前月比5.9%減、2か月連続の減少
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は19,181戸(前年同月比5.6%減、31か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は17,662戸(同4.8%減、30か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,519戸(同13.9%減、32か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は28,233戸(前年同月比6.2%減、2か月連続の減少)
    ・民間資金による貸家は26,624戸(同4.6%減、2か月連続の減少)
    ・公的資金による貸家は1,609戸(同27.5%減、5か月連続の減少)
    民間資金による貸家が減少し、公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は18,361戸(前年同月比8.6%減、2か月連続の減少)
    ・マンションは8,241戸(同2.1%減、3か月ぶりの減少)
    ・一戸建住宅は10,007戸(同13.8%減、20か月連続の減少)
    マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため,分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比0.4%増)
    持家(同10.2%減)、貸家(同7.2%減)、分譲住宅(同16.6%増)
    うちマンション(同71.2%増)、うち一戸建住宅(同11.1%減)
    ○中部圏総戸数(前年同月比11.4%減)
    持家(同5.9%減)、貸家(同14.2%減)、分譲住宅(同13.4%減)
    うちマンション(同12.3%減)、うち一戸建住宅(同14.1%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比1.3%増)
    持家(同2.4%減)、貸家(同6.4%減)、分譲住宅(同15.2%増)
    うちマンション(同41.7%増)、うち一戸建住宅(同12.1%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比14.0%減)
    持家(同4.5%減)、貸家(同3.2%減)、分譲住宅(同46.6%減)
    うちマンション(同75.5%減)、うち一戸建住宅(同18.4%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、8,279戸(前年同月比12.6%減、13か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、8,223戸(前年同月比8.3%増、先月の減少から再びの増加)
新設住宅数(前年同月比)