|Material statistics| 資料統計

国交省/2023年8月建築着工統計調査を公表

8月の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比9.4%の減少となった。また、季節調整済年率換算値では前月比4.4%の増加となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は70,399戸
    ・前年同月比9.4%減、3か月連続の減少
    ○新設住宅着工床面積は5,529千㎡
    ・前年同月比10.5%減、7か月連続の減少
    ○季節調整済年率換算値では812千戸
    ・前月比4.4%増、3か月ぶりの増加
  2. 利用関係別戸数
    ①持家
    ○持家は20,984戸(前年同月比5.9%減、21か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は19,124戸(同5.9%減、20か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は1,860戸(同5.3%減、22か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は29,364戸(前年同月比6.2%減、先月の増加から再びの減少)
    ・民間資金による貸家は27,677戸(同2.9%減、先月の増加から再びの減少)
    ・公的資金による貸家は1,687戸(同39.7%減、3か月連続の減少)
    民間資金による貸家が減少し,公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は19,587戸(前年同月比15.5%減、3か月連続の減少)
    ・マンションは7,894戸(同26.4%減、2か月連続の減少)
    ・一戸建住宅は11,589戸(同6.1%減、10か月連続の減少)
    マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため,分譲住宅全体で減少となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比4.1%減)
    持家(同5.7%減)、貸家(同3.4%増)、分譲住宅(同8.7%減)
    うちマンション(同21.9%減)、うち一戸建住宅(同4.7%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比1.7%減)
    持家(同3.8%減)、貸家(同2.4%増)、分譲住宅(同0.7%減)
    うちマンション(同29.7%増)、うち一戸建住宅(同18.7%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比18.8%減)
    持家(同5.8%減)、貸家(同16.0%減)、分譲住宅(同33.1%減)
    うちマンション(同53.4%減)、うち一戸建住宅(同3.2%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比12.6%減)
    持家(同6.6%減)、貸家(同12.8%減)、分譲住宅(同21.1%減)
    うちマンション(同32.0%減)、うち一戸建住宅(同15.8%減)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、9,251戸(前年同月比11.2%減、3か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、7,976戸(前年同月比0.5%減、先月の増加から再びの減少)
新設住宅数(前年同月比)

※正誤情報更新(令和5年10月31日現在)