|Material statistics| 資料統計

国交省/2022年9月建築着工統計調査を公表

9月の新設住宅着工は,持家は減少したが,貸家及び分譲住宅が増加したため,全体で前年同月比1.1%の増加となった。また,季節調整済年率換算値では前月比5.0%の減少となった。

  1. 総戸数
    ○新設住宅着工戸数は74,004戸。
    ・前年同月比1.1%増、2か月連続の増加。
    ○新設住宅着工床面積は5,848千㎡。
    ・前年同月比2.7%減、先月の増加から再びの減少。
    ○季節調整済年率換算値では858千戸。
    ・前月比5.0%減、先月の増加から再びの減少。
  2. 利用関係別戸数
    ①持家は22,258戸(前年同月比13.3%減、10か月連続の減少)
    ・民間資金による持家は20,160戸(同13.4%減、9か月連続の減少)
    ・公的資金による持家は2,098戸(同11.7%減、11か月連続の減少)
    民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。
    ②貸家
    ○貸家は30,623戸(前年同月比8.4%増、19か月連続の増加)
    ・民間資金による貸家は28,893戸(同10.2%増、3か月連続の増加)
    ・公的資金による貸家は1,730戸(同14.8%減、4か月ぶりの減少)
    公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。
    ③分譲住宅
    ○分譲住宅は20,772戸(前年同月比10.2%増、2か月連続の増加)
    ・マンションは8,386戸(同15.7%増、2か月連続の増加)
    ・一戸建住宅は12,296戸(同6.9%増、17か月連続の増加)
    マンションが増加し、一戸建て住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
  3. 地域別戸数
    ○首都圏総戸数(前年同月比12.9%増)
    持家(同9.6%減)、貸家(同17.1%増)、分譲住宅(同24.1%増)
    うちマンション(同41.7%増)、うち一戸建住宅(同13.7%増)
    ○中部圏総戸数(前年同月比3.9%減)
    持家(同9.7%減)、貸家(同10.5%増)、分譲住宅(同10.0%減)
    うちマンション(同25.7%減)、うち一戸建住宅(同2.4%減)
    ○近畿圏総戸数(前年同月比2.8%減)
    持家(同16.3%減)、貸家(同6.8%増)、分譲住宅(同2.7%減)
    うちマンション(同1.1%減)、うち一戸建住宅(同4.1%減)
    ○その他地域総戸数(前年同月比5.0%減)
    持家(同14.9%減)、貸家(同0.4%増)、分譲住宅(同8.8%増)
    うちマンション(同11.7%増)、うち一戸建住宅(同7.6%増)
  4. その他
    ○建築工法別
    ・プレハブは、9,261戸(前年同月比8.6%減、4か月連続の減少)
    ・ツーバイフォーは、8,383戸(前年同月比9.1%減、6か月連続の減少)
新設住宅数(前年同月比)