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住友建機、新型アスファルトフィニッシャ(HA60W-11 / HA60C-11)を発売

住友建機(本社:東京都品川区、代表取締役社長:三觜勇)は、特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準に適合したアスファルトフィニッシャ「HA60W-11(ホイール式)」及び、「HA60C-11(クローラ式)ADVANCED LINE」を2026年1月1日に発売開始する。
新型機は、尿素SCRシステムを備えた新型エンジンを搭載し、環境性能を高めながらエンジン出力も向上。ハイパワーと低燃費を両立させている。
また、住友建機独自の伸縮自在のスクリード「J・Paverスクリード」の締固め方式は、タンパバイブレータ方式(TV方式)のみとし、加熱方式は安全性と環境性能の高い電気加熱方式のみとしている。

  • HA60W-11(ホイール式)
    HA60W-11(ホイール式)
  • HA60C-11(クローラ式)ADVANCED LINE
    HA60C-11(クローラ式)ADVANCED LINE

製品の主な特長

  1. さらなる舗装品質
    スクリード加熱性能は現行機比で20%向上。サイドプレートヒーターも標準装備。更に舗装幅に応じて最適な面圧にする為のスクリードアシスト装置や舗装再スタート時の冷えたアスファルト合材によるスクリードの浮き上がりを抑制するアンチクライムロック機能を新たに採用し、舗装品質をさらに高めている。
  2. 作業効率の向上
    スクリューおよびコンベヤの能力向上により、アスファルト合材の搬送能力は現行機比10%UP、更に燃料タンク容量は約30%UPと、大規模な舗装現場での効率的作業に貢献する。
  3. 安全で快適な操作系
    クローラ式にはセルフセンタリング式操舵スティックを採用。直感的な操作と誤操作防止を両立。ホイール式には大口径リヤタイヤとデフロックシステムを備え、様々な路面環境で最適な牽引力を発揮する。
    運転席は移動式コントロールスタンドとスライド式シートにより、現場の状況に合わせた最適な運転姿勢と視界を確保。さらに大型FRP製キャノピ内蔵のスライド式サンシェードと、運転席側面のサイドウィンドシールドはオペレータの快適性を向上。

発売時期

2026年1月1日

発売価格(税別)

HA60W-11 TE 99,000千円
HA60C -11 TE 99,000千円

販売目標台数

年間30台

問い合わせ先

住友建機販売(株)営業企画部 道路企画グループ TEL 050-9001-6446