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ボルボ・グループ・ジャパン、20トン級のフル電動ホイールローダー「L120 Electric」を国内発売開始
ボルボ・グループ・ジャパンは、第7回CSPI-EXPO2025でバケット容量3.6m³クラスの新型バッテリー駆動式ホイールローダー「L120 Electric」をお披露目した。
同機は、6トンの吊り上げ能力を持ち、同クラスのディーゼル車に匹敵するパワーを備えながら、ゼロエミッション、静音性に優れ、低炭素・低騒音が求められる都市部の作業現場に導入しやすくなっている。エネルギーコストはもちろん、エンジン関連部品がないため、整備要件も30%削減できるという。
可動式30kW急速充電器を使えば最速1時間30分でフル充電でき、最大約9時間の稼働が可能となっている。
販売は、日本販売代理店の山崎マシーナリー株式会社。レンタルは、西尾レントオールが行う予定。

L120 Electricの技術仕様
静止転倒荷重:フルターン 13,000kg
バケット容量:3.3-5.5m³
操作重量:19,700-21,000kg
掘削力:172 kN
電気モーター:PMSM
定格出力:228kW
バッテリータイプ:リチウムイオン
バッテリー電圧:600V
搭載バッテリー容量:282kWh
使用可能バッテリー容量:268kWh
DC充電容量:165kW
急速充電(20~80%):2時間最大165kW
目安作業時間:5~9時間
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「L120 Electric」の前で、西尾レントオールの取締役東京支店長 中野浩二氏(左)にキーを手渡す、ボルボ建設機械のアジア地域責任者 Tomas Kuta氏(右)